発達がゆっくりだから何を選んでいいか分からない。
支援グッズってどんなのがあるの?
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 身体障害児のおもちゃの選び方
- 実際に使っているおすすめのおもちゃ
- 手作り出来る支援グッズ
- まとめ
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、1児の母であり、その息子には「脳性麻痺」という障害があります。肢体不自由児で障害者手帳、療育手帳1級を取得しています。
息子は焦点があまり合わず下を向くことが苦手で、遊ぶおもちゃが限られていますが支援グッズ等を通して今では色んなおもちゃに挑戦中です。
お子様それぞれに障害の程度があるので選ぶおもちゃも勿論変わってきますが、この記事を通しておもちゃの幅が増えたらいいなと思っています。是非、参考にしてみてください!
身体障害児のおもちゃの選び方
選ぶポイントとしては、
- 色がはっきりしている物
- 音が鳴る物
- 小さいものより大きいもの
- 光ったり点滅したりするもの
などのおもちゃがおすすめです。自ら手で触れ、耳で聞いて、目で視ること、を経験することでお子様の発達を促す傾向があります。
実際に私の息子もおもちゃを選ぶ時はこの4つのポイントを意識して日々おもちゃ選びに模索しています。
実際に使っているおすすめのおもちゃ
それでは、実際に脳性麻痺児2歳半の息子に使っているおもちゃを紹介します。
三角ジム
手でも足でも遊べる三角ジムをおすすめします。息子はまだ手で触って遊べないので足元に置いてキックして遊んでいます。
触ったら、音が鳴るのがおすすめ!
手で触れたら、足で蹴ったら"音が鳴る"という認知を促します。
オーボール
おもちゃを手で掴むのが難しいお子様も多いかと思います。
実際に息子も掴んで遊ぶことが難しいですが、このオーボールは大きな穴が開いていて簡単に穴に指を通して遊べるので愛用しています。
また、柔らかいプラスチック製で出来ているので安全なのも嬉しいポイント!
ラトル
手首や足首につけるラトルは視覚と聴覚の支援につながるのでおすすめです。
手を動かしたり足で蹴ったりすることで音が鳴るのもいいですね!
エッグシェーカーorボール
エッグシェーカーは卵形をしているので子供の手にフィットするし、振ったら音が鳴るので療育でも活用しています。
息子の場合は、今のところエッグシェーカーよりもスポンジボール(上の画像参照)が気に入っています。
持って力を入れるとへこんでエッグシェーカーよりも手にフィットするので、床に落ちないしなんせ軽いのでとても重宝しています。
しかも、100均なのでボロボロになっても手軽に買い直せるのもgood!
手作り出来る支援グッズ
ここからは簡単に家で手作り出来る支援グッズや支援に繋がるアイテムを紹介していきます。
ビーズ
飲み干したR1に100均で売っているビーズとカラフルストローを細かく切ったもの。
しゃかしゃか振って見せたり、積み上げて自ら手で倒すような支援をしてます。
中身のビーズが出てこないようにキャップをしっかり閉めてね!
洗濯板ビーズ
簡単に手作り出来るもので、手首や指の発達を促すことが期待できます。
触ったら音が鳴るという認識や触らなくても色や形がはっきりしているビーズを選べば視覚支援にも繋がります。
また、材料も全て100均で揃えられますし、コンパクトに製作すれば外出先でも持っていけるのでとても便利で息子も愛用しています。
それでは、簡単な作り方を紹介します。
材料
- 小さな洗濯板
- ゴム紐
- 適当なビーズ(大小、色ははっきりしたものがおすすめ)
作り方
- ゴム紐にビーズを通す
- 洗濯板に巻きつけるだけ!
ハンモック
これは手作りではありませんが、我が家でも療育の一環として取り入れていてとてもおすすめなので紹介させてください!
療育で遊んだ”布ブランコ”という遊びが息子は気に入ったので、お家でも出来ないかと思い、ハンモックを購入しました。
そり返りが強い息子にってハンモックは身体ごと沈み込むのでいい具合に力が抜けてgood!力が入った時でも、逆に寝返りを促進させてくれるので買ってよかったアイテムです。
我が家で実際に使っているハンモックだよ!
スヌーズレン
スヌーズレンって何?
光、音や音楽、いろいろな素材の触るモノ、香り、動きの感覚などの刺激を揃えた環境の部屋でリラックスしたり楽しむ空間づくりをすること
療育やイベントなどでたまにスヌーズレンをすることがありますが、家では中々難しいと思っている方もいらっしゃるはず。
でも!簡単に家でも空間づくりが出来ます。
100均などでアイテムを揃えれば部屋で簡単に空間作りが出来て、子供だけではなく大人も一緒にリラックス出来る遊びが出来るのでおすすめです。
まとめ
今回はおすすめのおもちゃや支援グッズを紹介しました!
遊べるおもちゃもお子様の発達具合によって変わってはきますが、お子様の反応を見ながらそれぞれに合わせたおもちゃ選びを楽しくしていけたらいいですね!